2022年4月3日日曜日

山口 下関

まん防がでるちょっと前、山口に行ったんだった。忘れてたけど。

下関の宿では夕日も朝日も両方見えるらしい!というので年末に予約。
不気味なコロナ患者増加の一歩手前に出発。海外出張でためた、もはや使いようのないマイルを使って国内線でアップグレードもしてみた。朝からシャンパーニュ、素晴らしい!

 


散歩後にお風呂入って、夜は下関ふぐ&獺祭。


夕日は部屋のお風呂から見えたけど、朝日は薄曇りでした。
でも下関海峡を行き交う船の風景の非日常感がすてきです。

  

現実に戻る窓の外。


 

 

そして、2年目の春になりました

全て準備が整っていた海外出張をキャンセルしたのが3月、7月の家族旅行もキャンセルしたのが5月、2020年。あれから2年たち、今もその在宅勤務+出かけない、が基本スタイルになっている。

 

家の中に閉じこもって仕事してたら、太陽が燦燦とした日に気持ちが沈みがちになる。あ、このままいくとやばいな、と思いました。気持ちが基底状態に向かっている。

座り続けての仕事で、腰痛からの坐骨神経痛になり立てなくなった。整骨院に結構な大金をつぎ込んで、現在 以前の90%+くらいの改善率。中腰でのアイロンがけはヤバいので気を付ける。

外に出ない生活は楽だ。早起きしなくていいし化粧も服も気にしなくてよし。人とも直接会わないと、負のオーラも浴びなくていい代わりに嬉しいの共感も少なくなりがち。楽といえば楽。

活動エネルギーが低いと体重は増えるし、なんだろうな、嬉しいのと悲しいのとの起伏の差が小さくなって、ああ、このままいくと、ただの肉の塊になっちゃうな、私。

が、半面、仕事が3倍くらい忙しくなる。手を伸ばしてしまう自分がいけないとは思いつつ、やらなくちゃという責任感もある。一日の仕事が終わるとぐったりしている。

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英語の話。私は高校くらいの年代からまともに英語を勉強してこなかったし興味も魅力も感じなかったのだけど3年位前、特にコロナになってから英会話に通い始めた。30ウン年ぶりです。仕事で使うから、がきっかけ。

中学時代のさび付いたグラマーと、口から出る言葉はまるっきりかみ合わない。いやむしろ出ないよ、言葉。(3人称単数 sとか、過去形とか、be動詞だって出てこないんですよ!会話になると。)

はじめ、ベ〇〇ッツに行ってみたけど、先生がたのテンションが高すぎて(授業料もめっちゃ高い)、ん-なんか違う、と思い近所の教室に変えてみた。イギリス人の先生のテンション低めの自虐的な言い方が好きだということを発見!イギリス人の先生希望です、と教室に伝えてみる。

結局のところ、私の場合の英語ぎらいは、英語を学ぶこと自体に面白さを感じなかったことと、アメリカ文化に興味を持つことができなかったのが要因ですね。それが分かったのが2年前。(遅い)イギリスと会議していると意味わからないけど、音を聞くと胸がきゅんとなる。音楽みたい。(ちょっと変)

が、しかし、ちょっと遅すぎました。グラマーの知識が十分じゃないことに気が付いたり、一気にはスキルアップしないことを実体感したり。年取ってからの語学勉強は、しんどいです。中学からのグラマー学びなおし中。

先生には”impatient!”とよく言われます。

もちろん、仕事でつかえるようになるのが良いのですが、京都人のようなもってまわった言い方(あくまでもイメージ)がなんとも好きです。

 

腰痛になってから、お休みしていたコントラバスもやっと再開。



 

2021年12月11日土曜日

そのあとの話

 文章を公開することは、公の場でつぶやくことで気を付けなくてはならないらしい。が、こんな交通量の小さな道で誰かとぶつかることもあるまい。

2021年8月に娘がNYに渡った(やっと)。もう家に、娘といるものお互い限界な感じだったのでよかったよ。元気にやっているみたい。中国人とアメリカ人とフランス人とロシア人とインド人の友達が話に出てきていて、なんだか色彩豊かやな。純粋にあの細い体にあるバイタリティを尊敬します。

で、そのあとすぐ、私はヘルニアからの坐骨神経痛で、座れなくなり、歩けなくなり、仕事は立ち膝か、寝転がらないとできない状態になった。整形外科いっても痛み止め出してもらうくらいで。まじか、このまま何か月もこのまま?手術なのか?(そして周りに手術した人が意外に多いことが分かった!)

2週間ほどたって、じーさんが「整骨院いってみたら?」というので、通ってみた。整骨院の骨の位置の矯正とじーさんのありがたい日々のマッサージで、現在(12月)もとの生活に戻りつつある。80%くらいまで治った。日常生活はできる。あとは前屈で、手が地面までとどけば元に戻る感じ。でもコントラバスを触るまでは至っていない。だって、あの姿勢が良いわけない。特に私の好きな高音の姿勢。

続けている英会話。いろいろあったけど続けている。でも、私のモチベーションはブリティッシュ発音なんです。特に二重母音əʊに心を持っていかれた。(SoとかHomeとかの”o”の音。なぜ発音?)先生はイギリス人の先生を探して学校を変えたりして。

ドラマとか映画とか見てうっとりしてます。変…。スコットランドとの発音の違いとか、面白い。毎朝、トイレとかで BBC Learning English を”楽しんで”"聞いて"いる。アメリカ英語の”音”は楽しめない。

しかし、ちっとも話せるようにはならない。他言語回路も作れない。(これは日本語回路長いからもう無理と思う。が、モチベーション持ててよかった!ここにきてこんなところに転がっているとは。 )仕事でUKのみなさんと会議してても、soとかlovelyとか聞いてうっとりしてる。変。会議の会話の意味は頭に入ってこないのだけれども。

そんなこんなで2021年も過ぎてゆく。

おせちは去年は作ったけど、今年は買う。値段を見間違えて、実は倍の値段だったことに気が付いたのは注文時のことでした。 頑張って働こう。

2020年11月15日日曜日

近所のお店

3月の娘の帰国以降、みっちり家族3人で暮らすようになって、8か月目。

新しい情報が少なくて停滞している感じ。 

平日は3人とも家にいるから、ちょっとした情報、例えば

 今日仕事(web会議)でこんなことあってさあ、とか

 今日英会話でかんなことあってさあ、とか、

 昨日のオンラインの授業でこんなことあってさあ、とか

 今朝見たNetflixの映画でこんあことあってさあ、とかでも、

お昼ご飯に集まった時に即ネタを使い切ってしまう。

家族内がこんなに密なのって実は初めてでは?

 

地域のレストランを応援しようと、20年以上通っているレストランに行ってみたら

「みなさん、応援してくれているんで4,5月は落ち込んだけれど、

最近は昨年のおんなじ月より売り上げがいいんですよ。」

とのことだった。

そうなのかあ、と、ちょっとほかほかした気持ちになった。

そういえば、その前行った別のご近所レストランでも満席だった。ここは看板も出していないような小さなお店で、近所の方がくるからこんなパンデミック状況でもあんまり関係ないんだよなあ、と思っていたけれど。

地域に根差している、太いお客がいるってこと、お店のポリシー、がそろってる。

私たちも「地味に応援していこうねお店なくなったら困るもんね」、と言い合った。


 


 


2020年8月9日日曜日

実家暮らし

 英会話行って先生と会話して家に帰る時に、歩きながら「だめだ。全然できなかった、単語の順番を頭の中で考えている間に混乱してくる...。文法とか考えてる時間無い。」という思いがグルグルするのですが、でもこの「できない!」という気持ちがモチベーションになってるのかも。

仕事上、新しい分野の知識を仕入れる時にも、調べて、探して、読んでいけばある程度自分なりのゴールまでのプロセスが見えてくるのですが、語学は言葉を学ぶこと自体が目的ではないので、別の楽しみを見つけないと続かない。(だから今まで、興味も持てなかったし、最も苦手だった)

その一つのステップが、出張して発表するという、胃が痛くなるイベントだったんですけど、このコロナの元、それもなくなりまして。だから英会話のクラスで先生とのコミュニケーションをとること自体をイベント(ステップ)にしています。

「できない!」って思うことが、頑張るエネルギーになっている。今回できなかった理由を探すという目的ができるので。

楽器の練習に似ている。少しずつ基礎のできない!をできるように埋めていくしかない。

 

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久しぶりに、娘と険悪な空気になった(ロンドンの娘とLINEで)。

「帰りたくない」に対して

「早く自立してがんばって海外で働けるようになれば?」

の答えの何がいけなかったのか、いまだに分からない。

娘いわく

「ノリで適当に言ってるだけなんだから適当にながせばいいじゃん」なのだそう。 

でも やはり、わからない。

私は、娘はきっと帰りたくないって言うだろうと予想していたし、

実家は居心地よくないんだろうとも予想していて(特にコロナの世の中、彼女は友達とも自由に遊べない)

バイトもしない(できない)子供へせっせとお金を送っている。

そんな娘から、「実家に帰りたくない」言われたら、「だったら早く働いて、お金を稼いで、自分の住みたいところ住みなさいよ」というあらかじめ準備していた、その回答を返しただけだったのに。

なぜ、娘から「ふつうに傷ついたのか」さっぱりわからないのだ。

 

私も早く実家を出たかったから、実家から外の就職先を見つけました。


女子としゃべるときは、答えを返してはいけない、「共感」を表すのが答えなんだと、周りの人にも言われたしものの本でも読むけれど、気を抜くとミスる。

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Netflixで見た「The End of the F***ing World;このサイテーな世界の終わり 」が良かった。音楽もよかった。