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東京交響楽団の演奏を聴きに川崎まで。
スケルツオさんもお誘いしてみました。
14時だったので、お昼ごはんもご一緒に。
ごはんはとても大事です。できるだけ最善を尽くしたい。
事前にネットでお店を探していて、その内装の写真を見たら「行ってみたい」と思わされました。
「ヒマラヤ」というインド料理やさんです。
予約の電話をしたときに日本語がカタコトだったのでちゃんと予約が出来てるか不安でしたが、予約ありました。駅からわりと離れていてかつ日曜なのにも関わらず混みあってました。
以前は本格インド料理やさんが家の近所にあって「カレー部」を開催もしていたのですが、そこがなくなって以来のちゃんとしたナンとカレー。
ごっつ満足です。
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演奏会は、女性指揮者シャン・ジャンによる 小柄なのにエネルギッシュな指揮(日本のお祭りの踊りのようにきぱきぱしている)で、ストラヴィンスキーのバレエ組曲「火の鳥」、リムスキー=コルサコフのスペイン奇想曲。
私的にはチェロの前列の二人が楽しそうに目を合わせてピチカートの伴奏をしているのがとっても気になっちゃって。
それからラフマニノフのピアノ協奏曲第3番。
なぜか前に座っているおじさんがそわそわしだしました。
ステージに出てきたのは金髪の頼りなげな美少年って感じのニコライ・ホジャイノフ。
(私は詳しくないのでどんなピアニストなのか知りませんでした。すみません。)
ピアノ、弾き出したら、時々コンサートなんかで聞くピアノの音と違うんです。
ピアノってもっと明快ではっきりと硬く派手な印象だったんですけど、
何がどう違うかよく言えないんですけど素朴で柔らかっていうか...
それが上手なのかなんなのか、ピアノがヤマハだから(スタインウェイなんかが多いので)?とか
..とにかくいつも聞いている音とは違うなあっていう印象があって。
ピアノの上手なスケルツオさんに聞いてみたら、
「手首の柔らかさがすごい、ああいう音は日本人にはなかなか出せない」のだそうです。
そして演奏を終わってアンコールまで、まだ舞台なれしてない様子でおどおど、な感じ。
確かに若い。いくつなんだろう?どこの人?早くパンフめくってみたいと思いつつ、アンコールはリストのフィガロ・ファンタジー(たぶん)。音がとてもきらきらしてました。
演奏会が終わってから出口付近でサインを求めるの長蛇の列が出来てました。
画像を探してみたら..
19歳、2010年のショパン国際コンクールのファイナリストだそうです。
いろいろ盛りだくさんなとっても楽しい演奏会でした。
オーケストラ、やっぱりライブがいいです。
あの”僕”はホント、掘り出し物でしたね。
返信削除まだ若くて荒削りなところも多々あったけど、水面がキラキラ輝いているような音色、柔らかなタッチにすっかり魅了されてしまいました。
ああいう音を生で聴けて、思いがけず収穫でした。
もちろんお昼のカレーも、おしゃべりの方も最高でした!!
ありがとうございました。
スケルツオ さま。
削除ご一緒できて楽しかったです。
ピアノのききどころも聞けて、得した気分です。
また行きましょう。
って...8月にあるショスタコの5番を聞きに行きたいんですけど
(前に聞きに行った指揮者ウルバンスキがまた来るし、チケット価格が魅力的!)
お盆直前という微妙な日にちなんですよね。
もしご興味あったら一報くださいませ。
(ピアノはチャイコの1番。)